犯罪被害者支援自動販売機のご協力

川崎町役場で

写真左から2人目　小松会長、同4人目から原口町長、林理事長、森山署長

　公益社団法人、福岡犯罪被害者支援センターは１月２８日、犯罪被害者支援の飲料自動販売機設置に協力していただいた川崎町（原口正弘町長）と同町行政区長会（小松孝一会長）にそれぞれ感謝状を贈りました。
川崎町は役場内外に設置している自販機のうち１８台の売り上げの一部を犯罪被害者支援の寄付金に充てるほか、行政区長会も行政区ごとに同様の支援型自販機設置を実現しようと活動しています。当センターの林幹男理事長は町役場であった感謝状贈呈式で「一度に１８台もの支援型自販機の設置は全国の支援センターが活動資金難の中で注目される資金調達であり、非常にありがたい財源。全国のセンターに紹介したい」と謝辞を述べました。
川崎町は同日の感謝状贈呈式に先立ち、田川警察署（森山仁署長）との間で暴力団排除と犯罪被害者支援に取り組む、県内初の「安全・安心なまちづくり協定」を締結しました。原口町長は「犯罪抑止、犯罪被害者支援を深化させ、安全で優しいまちづくりを進めていきたい」とあいさつ。森山仁署長も「川崎町と連携を密にして、まず公共工事から暴力団を排除するとともに、心や体の不調、経済的な困窮に苦しむ犯罪被害者のニーズを捉えて安全・安心な川崎町を実現していく」と決意を表明しました。