犯罪被害者支援自動販売機設置のご協力

　公益社団法人福岡犯罪被害者支援センター（浦尚子理事長）は4月19日、利益の一部が当センターへ寄付される犯罪被害者支援の自動販売機を設置いただいた九鉄工業株式会社(本社：北九州市)に感謝状を贈りました。同社は若松区の小池特別支援学校改築工事（第２期）を請け負っており、その現場に設置されています。改築工事（第１期）でも設置のご協力をいただきました。いただいた寄付金は、犯罪被害者や遺族などからの相談を受けたり、警察署や裁判所などへの付き添いや、相談員が専門的な研修を受けたりする際の資金に役立てられます。

　若松署の働きかけに応えて自販機を設置された九鉄工業株式会社現場代理人の宮崎課長は「小池特別支援学校改築工事（第1期）から支援型自販機を設置しています。微力ながら、次の現場また次の現場でも支援型自販機を設置し、少しでも協力できればと思っています」と話されました。また、若松署の稲田副署長は「犯罪の検挙はもちろんのこと、犯罪に合われた方々の支援についても重要なものと位置づけ取り組んでいます。被害者支援は、警察だけできるものではなく、社会全体の課題として取組まなければならないと思います。主旨をご理解いただき感謝いたします。このような支援の輪が広がることを願います」と話されました。