公益社団法人福岡犯罪被害者支援センター（浦尚子理事長）は1月20日、犯罪被害者支援の自動販売機を設置し、利益の一部を当センターへ寄付している西日本工業大学と株式会社オリエンタルコンサルタンツ行橋総合公園管理所に感謝状を贈りました。いただいた寄付金は、警察や裁判所などに付き添ったり、専門的な研修を受けたりする際の資金に役立てられます 。

西日本工業大学にて

　西日本工業大学おばせキャンパス内に支援型自動販売機を設置いただいた西日本工業大学の片山憲一学長は「犯罪被害者の方に普段なかなか目が向かないが、支援型自動販売機を学内に設置していることで、学生が『犯罪被害者の方がいる、そういう方はどうしているんだろう』と、思いを馳せるという意味を含めて、学生の意識を広めることにつながるのではないかと思っています。今後も協力していきたいと思います。」と話されました。

株式会社オリエンタルコンサルタンツ行橋総合公園管理所にて

　行橋総合公園内に支援型自動販売機を設置いただいた株式会社オリエンタルコンサルタンツ行橋総合公園管理所の土井総括責任者は「２年前から公園を管理させていただいています。四季を通じた彩があり、四季を通じて催事が行われる場所（サイト）にしたいという想いを込めて『SHIKISITE　YUKUHASHI』という愛称をつけています。彩や催事がある場所とは安心安全が基本にあることだと思い、ここにくれば安心だという場所にしていきたいと思います。直接犯罪防止できることは少ないですが、こういった形で協力できることがあればという思いで設置しました。」と話されました。

　今回の設置に協力いただいた行橋署の牛島博文署長は「ご協力ありがとうございます。センターを通じて一人でも多くの被害者の方に支援が届けばと思います。」と話されました。