すぐ近くに知らない人の顔があったら、イヤなかんじがするように、自分のまわりには、勝手に人に入ってこられない個人的な空間があります。自分と相手の人との、目には見えない境界線。
見えない透明バリア。この透明バリアで、安心や安全が守られています。空間のほかにも、持ち物、時間、からだや性、気持ちや考え方...。
いろいろな境界があります。
透明バリアが守られないことがあります。自分でも気づかないうちに、相手のバリアをこえてしまっていることもあります。
境界線・透明バリアは、自分も相手も大切にするためのツールです。
きもち。たとえば...こわい、モヤモヤ...
相手との関係。たとえば...ちがう意見を 言いにくい、
バカにされる、傷つくようなことを言われる、命令される...
こんなときは要注意。
透明バリアがピンチのサインかも? 気づけたらいいな。
NOって言うのはムズカシイ...
迷っていいし、なんかモヤモヤとかイヤとか、
そういう気持ちを見つけられるといいと思います。
NOって言われると...
腹が立ったり、かなしかったり、イヤなきもちになったり
することがあると思います。ツライ。だけど...そのときに
相手にイカリをぶつけないことは大切。相手の「透明バリア」をこえてないかな?ってちょっと考えてみる。信頼関係のなかの「No」は、あなたをキライとか拒絶ではないです。
Noが受けとめられる関係は素敵だと思います。
相手の透明バリアも大切にする!
みんな、ひとりひとりちがう
考え方もきもちも大切にしてるものもちがう
境界線は... 自分を守る・相手を守る透明バリア