公益社団法人福岡犯罪被害者支援センター（浦尚子理事長）は5月23日、田川警察署からの働きかけにより犯罪被害者支援の自動販売機を設置し、利益の一部を当センターへ寄付している田川郡川崎町の新光行政区、東川崎行政区、本町行政区に感謝状を贈りました。いただいた寄付金は、警察や裁判所などに付き添ったり、専門的な研修を受けたりする際の資金に役立てられます。

　３つの行政区を代表して本町行政区の松本行政区長は、「本町行政区は、公民館の前に設置しています。コロナ禍で公民館の利用が少なくなっているが、それでも公民館を利用する人たちは、遠くまで行かなくても、すぐに飲み物が買えると感謝しています。」と話されました。 また、設置にご協力いただいた田川警察署川崎警部交番の甲斐康裕所長は「行政区の皆様方、設置ありがとうございました。警察では犯罪の予防と検挙を責務としておりますが、犯罪被害者への支援も積極的に推進しています。しかしながら、被害者が抱える問題は多方面に渡っています。福岡犯罪被害者支援センターは、警察だけの力では行き届かない部分の支援を行っているところです。皆様のご厚意によって設置された自販機の売上が、福岡犯罪被害者支援センターを通して、少しでも多くの被害者支援に活用され、少しでも多くの被害者を救うことができればと願っています。」と話されました。