性暴力被害者支援センター・ふくおか

092-409-8100

性暴力の被害にあわれた方へ

誰にも相談できず、ひとりで悩んでいませんか?
あなたが望まない性的行為は性暴力です
性暴力はあなたに対する人権侵害です

相手との関係、あなたの年齢、立場、
セクシュアリティなどは関係ありません

あなたは、なにも悪くありません
被害にあったら、ひとりで悩まず
わたしたちにご相談ください

性暴力の被害にあわれた方へイラスト

これらはすべて性暴力です

望まないセックス・キス、プライベートゾーン(体操服で隠れる部分、くちびる)を
触ること・触らせること、ちかん、盗撮、性的暴力によるDV・デートDV、
ポルノを見せること・出演させること、リベンジポルノ、セクハラ

被害後におこる「こころ」と「からだ」の反応

性暴力は、からだにもこころにも強い衝撃を与えます
突然の被害によって、これまでに経験したことのない
気持ちが起こります

被害後におこる心と体の反応図
こうしたことは突然の被害後に誰にでも起こりうる当然の反応です

性暴力被害者支援センター・ふくおかについて

福岡県、福岡市、北九州市が、性暴力の被害にあわれた方を支援するために設置した相談窓口です。
性暴力の被害にあわれた方が、安心して相談でき、医療面のケアなどの必要な支援をいつでも、
迅速に受けることができるよう、24時間・365日、年中無休で相談をお受けしています。相談は無料です。
匿名でご相談いただけます。相談内容について、秘密は守ります。安心してご相談ください。

092-409-8100

相談員が、まずはお電話にてご相談をお受けします。あなたの気持ちを尊重しながら、
面接相談や医療機関・警察などへの付き添い支援を行います。
また、他の関係機関や支援制度についての情報提供なども行っています。
あなたの気持ちを一番に考えた支援を行います。

当センターでできること

  • 医療機関への付き添い

    当センターと提携している医療機関をご紹介します
    受診(診察・性感染症の検査・緊急避妊薬の処方など)に
    付き添います。医療費が公費で負担できる場合があります

  • 警察への付き添い

    警察への届け出を望む場合、警察と連絡をとり、
    届け出に付き添います
    裁判所、検察庁や行政窓口などにも付き添います

  • 弁護士による法的支援

    女性弁護士が法的なご相談をお受けします
    ご相談の際は、弁護士事務所などに付き添います

  • カウンセリング

    女性の臨床心理士が
    お話をうかがいます

  • 緊急時の宿泊場所の提供

    当センターと提携している宿泊施設を
    ご紹介します

強姦神話とは

強姦神話とはイメージ

「強姦神話」とは、性暴力についてあたかも真実のように社会に浸透している偏った考え方のことです。周囲の人がこうした偏見に基づく発言をすることで、被害にあった方が「自分が悪かった」と思い込み、つらい思いをすることにつながります。

例

「暗い夜道など危険なところに行くから被害にあう」
「短いスカートや、薄着をして外出しているから狙われた」
「被害時に拒否や抵抗を示さなければ、合意していたのと同じである」
「性欲が強くて衝動を抑えられずに強姦が起こる」
「若い女性だけが被害にあう」
「加害者のほとんどは見知らぬ人」
「女性は強姦されたいという願望を持っている」
これらは、すべて間違った思い込みです。

二次被害について

二次被害についてイメージ

性暴力被害にあった方は、周囲の人たちから「強姦神話」を押し付けるような発言や、中傷や興味本位の質問のほか、「早く元気になって」等の心情にそわない言葉で傷つけられることがあります。このように、被害にあった方が、被害後に再び傷つけられることを二次被害と呼びます。 被害にあった方の多くは、二次被害で苦しんでいます。

二次被害となる言葉がけ

「なぜ車に乗ったの」(責めない)
「病院に行かないと大変なことになりますよ」(おどさない)
「そのうち忘れられますよ」(軽視しない)
「本当ですか?」(疑わない)
「警察に行くべきよ」(押し付けない)
「大丈夫ですよ」(安易な保証をしない)
「すべてまかせてください」(リードしない)

賛助会員・寄付のお願い

「性暴力被害者支援センター・ふくおか」は、
「公益社団法人 福岡犯罪被害者支援センター」が委託を受け、
運営しています。「公益社団法人 福岡犯罪被害者支援センター」
の活動をサポートして下さる方(賛助会員)を募集しています。

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